2015年10月31日土曜日

インドネシアの煙害は「人道に対する罪」レベル

 

 インドネシアで野焼きによる森林火災が「人道に対する罪」に相当する被害をもたらしている。英ガーディアン紙によれば、呼吸器疾患等による死者は10人、患者は50万人に達した。
 森林火災は、パーム油増産のための「野焼き」によって引き起こされたもの。場所はスマトラ島南部、カリマンタン島中南部、パプア(ニューギニア島の西半分)に集中しており、火災により引き起こされた「煙害(ヘイズ)」はに4300万人に達していると、インドネシア気象・気候・地球物理庁のヌグロホ報道官は先週末に語った。
「凄まじい規模の人道に対する罪だ」と、ヌグロホ報道官は言う。「しかし今は、犯人探しをしている場合ではなく、一刻も早い問題解決に集中しなければならない」
 東南アジアでは例年、乾季になるとある程度のスモッグ(煙霧)は発生していた。農園などで、手っ取り早くパーム油や紙・パルプ生産のための耕作地を増やすべく焼畑農法を行うためだ。

2015年10月19日月曜日

トバ湖でヘリが墜落!!


 インドネシア・スマトラ(Sumatra)島で、乗っていたヘリコプターが墜落して2日間にわたり行方不明になっていた男性が13日、巨大な火山湖の湖面に裸で浮いた状態で見つかり、救助された。当局が明らかにした。

 20代のこの男性は、スマトラ島西部のトバ(Toba)湖で発見された際、身に着けていたのは黒い腕時計だけだった。意識はあったが非常に衰弱しており、病院に搬送された。

 男性は、トバ湖に墜落したとみられているユーロコプター(Eurocopter)製のEC130型機に、他の4人と一緒に搭乗していた。同機は11日、トバ湖に浮かぶ人気観光地のサモシール(Samosir)島からメダン(Medan)市までの短距離飛行の間に消息を絶っていた。
 救難当局によれば、男性は救助隊員らに対し、自分はヘリの乗客であることなどを語ったものの、地元の病院に搬送される間、意識はもうろうとした状態だったという。


情報元:AFP


2015年10月12日月曜日

<動画> バリ島の妻たちは超パワフル?!


たまたま調べ物で見つけたインドネシアに関連する動画を紹介してみたいと思います。

今回はバリ島で活躍する日本人妻の話です。
異国の地で地元男性と結婚をしたくましく生きている姿に感動するあまり。

何かしら参考になれればなと思い紹介してみました。

南国の楽園・バリでは住んでみないとわからない沢山の楽しみがあります。海・山・伝統のすべてが素晴らしいこの島は「最後の楽園」にふさわしい称号です。

この動画のなかには日本人詐欺師の話も登場します。
バリでは昔から日本人が詐欺をし警察も捜索に出ているとの話を聞いたことがあります。
でも、こうも冷酷に人が騙せると思うと人種関係なく何事も用心深く気をつけておくのは過ぎるに越したことはありませんね。

この動画は40分以上と長いのですが、面白いので特にインドネシアに駐在している方には観る価値はあると思います。



2015年10月11日日曜日

森林火災で追われたオランウータン住宅地に インドネシア


違法な野焼きが大規模な森林火災に発展しているインドネシアで、生息場所を追われたオランウータンが住宅地近くで保護されるケースが相次いでいて、森林の焼失が野生動物の生態に大きな影響を与えています。
インドネシアのスマトラ島やカリマンタン島では、毎年この時期、パーム油の原料となるアブラヤシの農園を拡張するために森林を焼き払う違法な野焼きが行われていて、ことしは特に雨が少ないことから、野焼きの火が大規模な森林火災に発展しています。インドネシア政府によりますと、ことしこれまでに焼失した森林は東京都の面積のおよそ8倍に当たる170万ヘクタールと、過去最大の規模だということです。
このうちカリマンタン島では、生息する森林を追われたオランウータンが住宅地の近くで保護されるケースが相次いでいます。絶滅が心配されているオランウータンは、カリマンタン島とスマトラ島の森林で合わせておよそ6万頭が生息しているとみられますが、住宅地近くで保護されることは珍しいということです。インドネシアの森林省はオランウータンの生息地で消火活動を続けていますが、消防の機材不足などから延焼を止められていません。
森林管理の担当者は「火を消さなければオランウータンの数に影響が出る」と述べ、森林の焼失が希少な野生動物の生態にも影響を与えることに危機感を募らせています。


情報元:NHK

ジャカルタで人気のGPSバイクタクシー "GOJEK"


渋滞のひどさが世界最悪ともいわれるインドネシアの首都ジャカルタでは、車間を縫うように走るバイクタクシーが普及している。近年、スマートフォンの衛星利用測位システム(GPS)機能を利用し、客が近場のバイクを呼ぶ新サービスが大人気だ。


 歩行者に抜かれるほどのろのろ運転の車列の脇を、大量のバイクが通り抜ける。年100万台超のペースで車両(二輪車を含む)が増加するジャカルタでは日常の光景。急用で渋滞を回避したい時などバイクタクシーが重宝されている。

 ジャカルタのバイクタクシー運転手、ブディマンさんは最近、友人に「もうかるよ」と勧められ、GPSサービスを提供する会社に登録した。会社から貸与されたGPS付きのスマホが大事な商売道具だ。

 客は、専用ソフトをダウンロードした携帯端末の地図で、近くにいる運転手の位置を確認。居場所を知らせれば迎えにくる。簡単に呼べる便利さに加え、目的地までの距離に応じた明瞭な料金体系も人気の一因だ。従来のバイクでは運転手と料金を交渉する必要があり、「煩わしい」との声が多かった。


コメント: GOJEKはジャカルタ市内ならどこでも1律1万ルピア程度で行けるよ。(今、プロモ期間中)
バイクタクシーの他にも買い物代行や私物の配達サービスもやっています。
アンドロイドとアップル両方にアプリがあるのでダウンロードしてみてください。


ブルーバード、日本語での送迎やチャーター手配が可能に


日本企業の海外進出支援を手がけるハローG海外事業部は、インドネシア最大手のハイヤー・タクシーの運行事業者であるブルーバードと、日本国内の会社として初めて代理店契約を締結し、空港送迎やチャーター利用等の事前予約サービスを開始する。 


ブルーバードは、ハイヤーやタクシーのほか、大型バスや物流、サプライチェーンマネージメント、総合ロジスティックサービスを運営するブルーバードグループの持株会社で、ジャカルタやバリをはじめ、インドネシア国内主要14都市61拠点で営業している。30,000台以上のタクシー車両を保有し、タクシー市場で約3割のシェアを獲得。2014年11月にはインドネシア証券取引所に上場している。 

中でも、インドネシアでは悪質なタクシー運転手が多いと言われており、ブルーバードは品質が高いことでも有名。ハローGは現在、インドネシアを中心とした東南アジア地域への日本企業進出支援に積極的に取り組んでおり、インドネシアに進出企業が年々増加し、出張ニーズが高まってきていることから提携した。 

専用のウェブサイトから、日本語での空港送迎やチャーター利用等の事前予約、国内でのクレジットカードによる円決済の他、法人向け請求書後払いにも対応する予定。9月中旬頃から正式にサービス提供の開始を予定している。 

情報元:トライシー




豚鼻の新種ネズミを発見


インドネシアで調査を行っていた研究チームが、「ブタバナラット」と呼ばれる新種のげっ歯動物を発見した。名は体を表すこの生物の特徴は、科学者らが初めて目にするものだという。

 インドネシア、オーストラリア、米国の科学者からなる研究チームが、インドネシア中部スラウェシSulawesi)島北部の人里離れた山岳森林地帯を地元村民らの案内で探索し、発見した。

 調査に参加した豪メルボルン(Melbourne)のビクトリア博物館(Museum Victoria)が6日に発表した声明によると、このネズミ(学名:Hyorhinomys stuempkei)は、大きくて平たいピンク色の鼻、非常に大きな耳、小さな口、長い前歯などを持っており、鼻孔がブタのように前方を向いている。こうした特徴は「これまで科学的に確認されたことがない」という。写真では、通常のラット程度の大きさに見える。

 同博物館のケビン・ロウ(Kevin Rowe)氏は「森に分け入って、これまで科学的に記録されたことのない、どの種とも明らかに異なる新種の哺乳類をいまだに発見できるとは驚きだ」と話した。この哺乳動物は肉食で、ミミズやカブトムシの幼虫などを餌にしている可能性が高い。



情報元:AFP News