2015年11月16日月曜日

死刑囚監視にワニ・トラ・ピラニアを検討


インドネシアのブディ・ワセソ国家麻薬取締庁長官が、死刑囚収容のため新設が検討されている島の監視にワニを活用する計画を打ち出し議論を呼んでいるが、現地メディアの報道によると、同長官はトラやピラニアも検討していると述べたという。
報道は、同長官の発言として、力や攻撃性を調査するためすでにある農場からワニ2頭を購入してあり、施設の広さに応じて最終的には最大1000頭を展開する可能性があると伝えた。
長官は記者団に「ワニの数は、ピラニアと併用するかどうかによっても左右される。トラも活用するかもしれない」とし、「人員が不足しているので野生動物を活用する」と述べたという。
別のテレビコメントで長官は、野生動物の導入は死刑囚の人権侵害ではないかとの批判を一蹴。「問題全体を見る必要がある。死刑囚たちは大量殺人者だ。被害者の人権も考慮しなければならないのではないか」と述べた。

情報元:ロイター